DailyUIシリーズの第6回です。
前回はこちら
第6回のお題は「User Profile」。プロフィールページです。
私は自称UXプログラマーなので仕様とユーザー体験にフォーカスして調査&手書きでUIを作っていきます。
流れは下記です。
- 機能が必要な理由考察
- 機能に必要な要素
- 理想の体験考察
- UIの調査(AlexaのThe top 500 sites on the webを中心に)
- 私が考える最強のUI
では、やっていきましょう。
ユーザープロフィールが必要な理由
他のユーザーに見せるため。
プロフィールとはケンブリッジの辞書によると a short description of someone's life, work, character, etc.
なので、
他の人が見る前提がありそう。他人に見せない、ただ入力するだけとかなら、設定画面で良いし、自分のデータだけを見たいとかになるのであればダッシュボードのような形になるんだと思う。
ユーザープロフィールに必要な要素
プロフィールの定義に従うと
- 経歴
- 作成物
- 性格
とか、完全に「プロフィール」になってしまうが、サービス依存の広義なプロフィールだと、
- ユーザーの写真(画像)
- 名前(id)
- サービス上で生成したコンテンツ
その他のものだと
- ユーザーを評価できる指標
- ユーザーと繋がる手段
のようなソーシャルな指標が出てきそう。
サービスによって、このユーザーをフォローしたいと思うか?やこのユーザーをどうやったら評価できるか?みたいな視点でいるもの・いらないものを分けていく形になりそう。
理想のユーザープロフィールにおける体験とは?
プロフィールを見たユーザーならば、プロフィールの作者が理解できること。
プロフィールを書いたユーザーにとっては、更新したくなるようなプロフィール画面。
上はマストだと思う。自己紹介でもなんでもいいが、その人を直接知っているのならば、その人がその人だと判定できるだけの情報が必要だし、知らないのならば、コンテンツ等でその人を理解できる状態になっていないといけない。
下はサービスがユーザーにプロフィールを入力してもらう・更新してもらう上で大切な視点だと思う。基本的にプロフィールを入力する作業はめんどうなものだし、入力しないとサービスが成立しないのであれば、入力時に入力ハードルを避ける・メリットを提示する等の仕組みを入れるか入力後に入力したくなるような仕組みを入れてあげることが大切。
色々なサービスのユーザープロフィールを調査してみた
Webサービス中心に調べてみました。
【調査対象】
Twitter, Linkedin, Instagram, Facebook, Pinterest, Pixiv, niconico, メルカリ, Medium, Note, Reddit, devto, pornohub, Qiita, はてな, Wantedly
ざっと見ただけでもユーザー交流が生まれるサービスが多いですよね。というかそういうサービスじゃないとやっぱりプロフィールページいらない気がする。
個人的におもしろいなーと思ったのが、Redditのプロフィールページ。
その人が参加したスレッドでの返信がタイムラインとして表示されるというなかなかすごい仕様。
ブログサービスで良い機能だなと思ったのが、記事を固定する機能。Mediumにもnoteにもある。クリエイター系のサービスだとこういうのがあるだけでプロフィールページに訪れたときにまず何を見れば良いのかが分かって良い。
ここには画像をあげられないのですが、某ポルノサイトのプロフィールにはユーザーの動画の再生数が載っていて、めっちゃ笑いました。国別のトップユーザーのおすすめ動画とか知りたい笑
私が考えた最強のユーザープロフィール
おまけです。
映画のサントラサービスのプロフィールページをイメージしてみました。
気をつけた点は下記。
- あまりユーザーの個人情報を目立たせない
- ユーザーの好きな曲(映画の場面)がプロフィールページでわかる
- ユーザーをフォローできる
- ユーザーがプレイリストを作成して、それをピンどめしておける
SNS系のプロフィールページ、とても難しい。
サービスの機能に関わってくるので、より一層。
レビューお待ちしております!
色々ご意見いただけると嬉しいです。こんな例もあったとかあれば教えてください!
次は第7回です。
(書いたらリンク載せます)